職人の未来、地域の未来

人口が激減してゆく時代の中で、何をする必要があるのか。
「エコ村」を考えるうえでどうしても必要なのは、職人が持つあらゆる技術をいかにスピーディに一般化し、誰でも家が建てられるという新しい感性の技術を生み出すことである。

「ヒト」の能力が職人という限られた空間でしか発揮できないのはもったいない。
時間はかかるにせよ、職人まがいの技術をもった人たちが多く住む地域の未来は、安心なはずである。

どんどん増え続ける空家を、ひとつひとつ見ればとても価値あるものに見えるが、そのメンテナンスにかかる費用や大きすぎる田舎の家の維持にはとても手を付けられない。

地域全体の取り組みとして、職人を育て、空家を改修し、住む人を受け入れ、新しい事業形態で生み出さなくては、このままジリ貧( ジリジリと貧しくなる )で未来を迎えることになる。

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